こんにちわ。
モンサンミッシェルアロマラボラトリーショップの佐々木です。


ここのところ天気も良く、気温もぐんぐん上がって、夏のようですが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
お休みの日には、みなさん、行楽地にお出かけされたのではないでしょうか。


私も先日、お休みに奈良の三輪素麺の生産地である三輪の大神神社（おおみわじんじゃ）に
行ってきました。
大神神社は、ご神体が三輪山という山です。

大神神社、行かれた方はご存じだと思いますが、鳥居をくぐって参道を歩くと、たくさんの木々に
囲まれています。
静寂な時間が流れていて、とても心身ともに安らぎます。
大神神社に限らず、神社に行くと、なんだか落ち着くということはありませんか？







大抵の神社は、ご神木や木々に囲まれていることが多いのですが、これはフィトンチッドの
影響ではないかと思います。





フィトンチッドって？
聞かれたこともあるかと思いますが、樹木自身が作り出している揮発性の物質で、
主な成分はテルペン類といわれる有機化合物です。

なんか難しい話になってきましたが・・・。途中でギブアップしないでくださいねっ！
要は、樹木が自分を守るために出している物質で、昆虫や微生物を忌避、誘引したり、
病害菌などにかからないように殺虫や殺菌を行ったりしています。

そして、このフィトンチッドは人体には、とてもいい影響を与えると言われています。
まず、リフレッシュ効果があります。
森の中に行くと、自律神経を整えてくれて、快適な睡眠をもたらしてくれるというふうに言われています。
また、森林は空気を浄化したり、消臭作用があると言われています。
また、殺菌、防腐作用があるので、部屋や浴室のカビなどにもいいそうです。

と、まぁいいことだらけですね。（中には人体に有害な毒キノコなどのフィトンチッドもあるそうです）
（※参考：www.phyton-cide.org/info.what.html)

エッセンシャルオイルも、植物からとれた天然の有機化合物の集まりです。
その有機化合物が揮発し、香りの分子として、私たちの鼻の嗅細胞に届き、
それが電気信号に変換され、大脳辺縁系という場所に届きます。
その香りが自分にとっていい香りであれば、とてもリラックスできるのです。

なので、神社という場所がらもあるかもしれませんが、木々がたくさん植わっているので、その香りで
心が落ち着いているように思われます。
アロマですねぇ。

そして、おまけ。

JR三輪駅の近くの民家の壁に咲いていたジャスミンです。
ジャスミンの濃厚ないい香りがしていました。

ジャスミン好きにはたまらないですね。